モータースポーツとカメラメーカー!
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モータースポーツとはわかりやすく言えばいわゆる自動車レースの事ですが、フィルムカメラの全盛期に日本のカメラメーカーがモータースポーツに関わっていた時代がありました。
レーシングカーのボディにカメラメーカーロゴが入っていました。いわゆるスポンサーロゴです。
今回は自分の記憶に残るレーシングカーとカメラメーカーの関わりについて書いていきます。
世界のモータースポーツの最高峰である、フォーミュラー1選手権(通称 F1)では、レーシングカーのボディカラーがそれまでのチーム所在国や製造メーカーのイメージカラーオンリーだったのが、1960年代の後半から広告媒体の意味を持つ企業のスポンサーカラーに変化しスポンサーロゴが入り始めます。主にタバコメーカーやカーオイルメーカーがメインスポンサーになっていきました。
1970年代はメインスポンサーの他にもいろいろな企業スポンサーのロゴがレーシングマシンに載るのが当たり前な流れで現在に至っています。
その中でイギリスのチームロータスがレース界で最初にスポンサーカラーのレーシングマシンを持ち込んだと言われています。
今回ご紹介するのは1979年F1世界選手権に出場したロータス79のミニチュアです。(参考品)
このマシンのメインカラーはタバコメーカーの John Player Special のカラーです。
*今回のF1マシンはおもちゃですので、タバコメーカーロゴが Team Lotus Special になっている事をご了承下さい。そして、カーナンバー5は本来マリオ・アンドレッティのマシンですが、ロールバーを見ると ロニー・ピーターソンになっています。こちらはご愛敬という事で(笑)
サイドポンツーンにかなりの大きな文字で OLYMPUS のロゴが見えます。
フロントカウル部にも OLYMPUS のロゴがメインスポンサーロゴのすぐ下に並びます。
どの角度から見ても OLYMPUS のロゴが目立ちます。
ブラックカラーベースにゴールドラインとゴールドロゴは本当に目立つコーディネーションです。
このカラーコーディネーションを見ていたら、こちらのカメラを思い出しました。
過去のコラムに何度も登場している OLYMPUS OZ 80 ZOOM です。
良く見ると、ブラックカラーにメーカーロゴとレンズの周りのゴールドラインはまさにロータス79と同じカラーコーディネーションではありませんか!!
この OLYMPUS OZ80 ZOOMは 1997年にリリースされましたが、もしかすると1978年ロータス79のカラーをリスペクトしたのかもしれませんね!
今回はモータースポーツとカメラメーカーの関わりについてお送りいたしました。
今後もまたこのテーマについては書いていきたいと思いますのでお楽しみに!
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ライター 奧村 孝
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