Hachiyo opt Alpenflex ORIENT Ⅱ カメラ クリーニング作業
カメラ
Hachiyo opt Alpenflex ORIENT Ⅱ
今回仕入れたこちらのカメラをクリーニング作業していきます。
カメラ全体の埃を取ります。
フィルム室を開けて埃を取ります。
金属部を
無水エタノールを使いシルボン紙と綿棒で拭きます。
レンズの埃を取ります。
無水エタノールを使いシルボン紙でクリーニングします。
ファインダー部の埃を取り、
ファインダーレンズを
無水エタノールを使いシルボン紙で拭きます。
ボディ全体を無水エタノールを使いタオルで拭きます。
動作確認をします。
クリーニングと動作確認が 終わりました。
前回もこのカメラのメーカーについてお話しましたが、
再度ご紹介いたします。
製造は、八陽光学工業という現在は無い企業で、
１９４５年頃に、現ニコンの長野にあった工場から引き継いで設立された
企業のようであります。
残念ながら１９５５年に廃業してしまったようです。
製造は１９５０年代前半のようなので、
今から約７０年くらい前の二眼レフカメラなんです。
基本的に大切にされるジャンルですから現存するのは分かりますが、
人々の夢が詰まったものがカメラだったのではないかと思います。
外観は約７０年前の時を経て来た状態であります。
レンズ取り付け部付近に錆が見受けられます。
ファインダーを開いた時の立て付けが悪いです。
底の台が一つ欠品しています。
光学に関しては、傷や曇り、カビが見受けられ、
シャッターも作動する時としない時があります。
そのような状態ですので
ジャンク品として出品しています。
日本のカメラの歴史を感じられる
このカメラに
興味を持って頂き
ヴィンテージカメラライフを楽しんで下さい！
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ライター 奧村 孝
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