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メンテナンスリポート

キヤノンのフィルム一眼レフカメラのセルフタイマー!

コラム

カメラ

今回はフィルム一眼レフカメラのセルフタイマーをご紹介するシリーズをお送りします!


1964年、今から58年前にリリースされたキヤノンのマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラのセルフタイマーをご紹介していきたいと思います。



セルフタイマーとはなんだろう?

セルフタイマーとは写真を撮る時に少しの時間を空けてシャッターを切る事が出来る機構であります。
主に自分の姿を自分で撮りたい時や、撮影者を含めて集合写真を撮る時に役立つ機能です。



Canon FX(参考品)


1964年リリースの Canon FXです。

セルフタイマーはシャッターボタン側のレンズマウント横にレバーがあります。


レバーデザインは1960年代の主流である、手を掛ける部分に切り込みが入る削り加工されれたレバーになります。


セルフタイマーを使用する際は、レバーをこの画像にある様に自分の手で反時計回りの向きに約6時の方向にレバーを倒して向きを変えます。 


そして、シャッターボタンを押すとレバーが動き始めます。


先端部が12時方向に到達したら自動的にシャッターが切れる仕組みです。




左の写真が以前コラムでご紹介した1960年リリースの Canonflex RP 一眼レフカメラのセルフタイマーレバーです。

基本的には同じようなデザインですが、寸法や切り欠きの寸法が違います。



今回はキヤノンの1964年にリリースされたマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラのセルフタイマーをご紹介致しました。

そして同じメーカー同士のセルフタイマーレバーを比較しましたが、リリースの年式の差が4年位なので似たようなデザインなのが分かりました。

機械加工されたレバーは味があって良いですね!


今後もフィルム一眼レフカメラのいろいろな部分を見つけてコラムにしていきたいと思いますのでお楽しみに!


今日もコラムを読んでいただきありがとうございました。




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ライター  奧村 孝


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