旭光学工業のフィルム一眼レフカメラのレンズマウントベースデザイン その３！
コラム
カメラ
今回は旭光学工業の１９７５年にリリースされたマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラのレンズマウントベースデザインをご紹介します。
ASAHI PENTAX K2 (参考品）
このボディのレンズマウントはＫマウントです。
マウントベースはアイレベルファインダーの下面とマウントベースの間にモールが付き、その両端から緩やかな角度でレンズマウントの外周に向かい、そこから楕円形で底面に戻るデザインになっています。
レンズマウント部はスチール製、ボディとの接続部はプラスチック製との２種類で構成されています。レンズマウントはビス６本で装着されレンズ装着時のセットピンと解除レバーが装着されています。
レンズマウントとベースの間に露出調整ダイヤルが付きます。
こちら側にはフィルム感度ダイヤルが付いています。
今回は旭光学工業の１９７５年リリースのマニュアルフォーカス一眼レフカメラのレンズマウントベースをご紹介しました。
前回ご紹介したME Superより４年前にリリースされたＫ２ですが、Ｋマウント用に設計されたマウントベースの基本になっています。
レンズマウントとベースの間の露出調整機能や、フィルム感度機能がこの部分に付いている異色なレンズマウントベースであります。
今後もフィルム一眼レフカメラのレンズマウントベースデザインや気になる機能などをコラムにしていきたいと思いますのでお楽しみに！
今回もコラムを読んでいただきありがとうございました。
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ライター 奧村 孝
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