キヤノンのフィルム一眼レフカメラのアイレベルファインダーデザイン その 4!
コラム
カメラ
前回はキヤノンの1979年リリースのフィルム一眼レフカメラ AV-1 のアイレベルファインダーをご紹介しましたが、今回は1990年にリリースされたフィルム一眼レフカメラのアイレベルファインダーデザインについてそれぞれを比較しながら見ていきます。
Canon EOS 10 QD(参考品)
1990年代では普通になったプラスティックボディのフィルム一眼レフカメラです。
正面です。メーカーロゴはプリントタイプです。
AV-1との比較です。
水平部分の寸法が全く違います。
斜めからのアングルです。
AV-1との比較です.
上面の面積の違いがハッキリ分かります。
側面から見ます。上面はほぼ水平です
AV-1ですが、後端に向かう角度は全く違います。
上面です。
全く違う形状です。
裏側です。ビュー部も全く違う形状です。
斜め後ろから見ます。
1990年代では普通になっているすっきりと埋め込まれたアクセサリーシューです。
こちらも1990年代には標準となったアイレベルファインダー上部に内蔵フラッシュが付いています。
カメラ側の操作により開閉します。
無駄のないデザインです。
今回は同じキヤノンの1970年代から1990年代でのアイレベルファインダー新旧の比較をしました。
前回の ミノルタα3xi もそうでしたが、1990年代の一眼レフカメラはほぼプラスチック製のカメラボディ全盛の時代になりました。ボデイ材質の変更に伴ってボディカラーはブラックに変わっていきました。
材質の変更はカメラの重量が軽くなり誰にでも気軽に扱いやすくなりました。
その一方で重厚感が無くなってしまったのが残念です。
しかし、それぞれのカメラメーカーの個性がより表される部分に繋がっていったのではないかと思いました。
今回もコラムを読んでいただきありがとうございました。
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ライター 奧村 孝
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