キヤノンのフィルム一眼レフカメラのレンズマウントベースデザイン Part 4 !
コラム
カメラ
今回はキヤノンの1966年にリリースされたマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラのレンズマウントベースデザインをご紹介します。
Canon PELLIX QL (参考品)
このボディのレンズマウントはFLマウントです。
マウントベースのデザインは、アイレベルファインダーの下部から緩く斜めにレンズマウントの外径部に降りてきてそこから少しきつめの斜めに降り、下面も緩やかな曲線になるデザインとなります。
以前にご紹介した Canon FX と比較してみます。
写真の角度が少し違いますが、ほぼ同一に見えます。
Canon FX
Canon PELLIX QL
レンズマウントベースはブラックカラーのボディ部とシルバーのレンズマウント部から構成されています。
この角度からも Canon FX と比較してみます。
ほぼ同じ角度からの写真になりますが、同一に見えます。
Canon FX
Canon PELLIX QL
今回はキヤノンの1966年リリースのマニュアルフォーカス一眼レフカメラのレンズマウントベースをご紹介しました。
以前ご紹介した Canon FX と比較してみましたがマウントが同じ FL マウントであるので、同一のレンズマウントベースであることが分かりました。
他機種に同じデザインを用いることで生産の効率化、そしてCanonの定番デザインの安心さをユーザーにアピールしたレンズマウントベースデザインでありました。
今後もフィルムカメラの同一メーカーでのデザイン比較や気になる特徴などをコラムにしていきたいと思いますのでお楽しみに!
今回もコラムを読んでいただきありがとうございました。
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ライター 奧村 孝
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