キヤノンフィルム一眼レフカメラの巻き上げレバー！
コラム
カメラ
フィルムカメラの中でレンジファインダーカメラと一眼レフカメラにしかない機能が、シャッターを切った後にフィルムを次の一コマに進める役目の巻き上げレバーです。
今回はキヤノンのヴィンテージな１９６０年にリリースの一眼レフカメラのフィルム巻き上げレバーにスポットを当てていきたいと思います。
弊社ヴィンテージショップジャパン（株）で販売中のカメラを使って見ていきます。
Canonflex RP + SUPER-CANOMATIC R 50mm f1.8
キヤノンの１９６０年代のフィルム巻き上げレバー位置は底面です。
レバーが操作しやすいように先端が立つようになっています。
先端を手前に倒してレバーを操作します。
底面がフラットになる様にスマートなデザイン形状になっています。
このキヤノンCanonflexRPの巻き上げレバーは、前回ご紹介したレンジファインダーカメラの
Canonetと同じく底面に巻き上げレバーが付いています。
何故、底面に巻き上げレバーを採用したのかは調べてみても分かりませんでした。
しかし、この時代には類を見ないとても独創的なデザインでありました。
この後はこの底面巻き上げレバーも他メーカーと同じく上部に移りましたが、キヤノンの独自なアイディアは歴史として残ります。
他にはないアイディアを見つけて、それを商品化する事は本当に素晴らしい事です。
そして、その素晴らしいアイディアは人々の脳裏に残ります。
今後もそんな独創的だと思う部分があったら、またコラムにしていきたいと思いますので
お付き合いの程、宜しくお願い致します！
今回もコラムを読んでいただきありがとうございました。
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ライター 奧村 孝
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