キヤノンレンジファインダーカメラの巻き上げレバー その2!
コラム
カメラ
フィルムカメラでは、シャッターを切った後に手で巻き上げレバーを操作してフィルムを次の一コマに進めて次のシャッターを切る準備をします。
今回はキヤノンの1977年にリリースされたレンジファインダーのフィルム巻き上げレバーにスポットを当てていきたいと思います。
弊社ヴィンテージショップジャパン(株)で販売中のカメラを使って見ていきます。
Canon A35 Datelux 40mm f/2.8
この1977年にリリースされたCanon A35 Datelux のフィルム巻き上げレバーは、1960年代に発売のレンジファインダーカメラの下部にあったレバー位置から上部に変更されています。
巻き上げレバーが、良い上部デザインのおかげでスムーズに収まっています。
シャッターボタンが軸になっています。
とても操作しやすい形状になっています。
このCanon A35 Datelux は前回ご紹介したCanonetと正反対の巻き上げレバー位置になっています。
下部にあったCanonetの巻き上げレバーは、Canon A35 Datelux では今回ご紹介した様に上部に変わっています。
年月が経つにつれて、独創的なデザインは周りと同調せざるを得なくなって変わっていったのだと思います。
そのような歴史があったからこそ、キヤノンの使い易くて良いデザインの製品が生まれていったのだと思いました。
今回はキヤノンの1977年にリリースされたレンジファインダーのフィルム巻き上げレバーをご紹介致しました。
今後も特徴あるデザインや機能があればコラムにしていきますのでお楽しみに!
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ライター 奧村 孝
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