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メンテナンスリポート

旭光学のフィルム一眼レフカメラのアイレベルファインダーデザイン その3!

コラム

カメラ

旭光学のアイレベルファインダー第三弾!

今回は1975年にリリースされたこちらのフィルム一眼レフカメラのアイレベルファインダーデザインを、前々回にご紹介した1962年リリースのSVと比較しながら見ていきたいと思います。



ASAHI PENTAX K2  (参考品)


スチールボディでブラックカラーのマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラです。


正面です。 
側面が多面であることが分かります。


SVとの比較です。 
メーカーロゴが入るベース面が全く違う形状になっています。 
メーカーマークは変わりませんが、メーカーロゴの字体が変化しています。

SV


斜めからのアングルです。 
アクセサリーシューが付きます。


SVとの比較です.
全体的にそれぞれの面の形状が違います。 

SV



K2です。
アイレベルファインダーの頂点の高さに合わせたアクセサリーシューが付きます。


SVですが、後方に向けては類似した角度になっています。


上面です。


上面から見るとK2ではアクセサリーシューが付く為なのか、上面の幅がかなり違います。

SV


裏側です。K2は直線を基調としたアイレベルファインダーだという事が分かります。


SVは曲線をベースとした滑らかな形状です。 
アクセサリーシューが無い時代のデザインです。

SV


今回は旭光学の1975年のK2のアイレベルファインダーを1962年のSVと比較してみました。

1962年のSVはボディの製造過程の金型技術の関係なのか、前面や上面は直線基調ですが後端に向かう部分が曲線基調になっています。それに比べてK2ではほぼ直線が基本のデザインに変化して来ています。
1970年代中頃ではあまり時間を掛けずにカメラを生産しなくてはならない時代になって来たのでしょうか、アイレベルファインダーのデザインに遊び心が無くなって来たように思えます。

今回もコラムを読んでいただきありがとうございました。
         

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ライター  奧村 孝

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