JP
EN

メンテナンスリポート

由緒ある系統機!

コラム

カメラ

今日はヴィンテージカメラをご紹介します!

ミノルタ ハイマチック9です。

1966年にハイマチックシリーズとして発売されたカメラであります。

1961年に発売されたハイマチックは、露出計とシャッターを連動させて

ピントを合わせてシャッターを押せば良いカメラで、当時でも画期的だったようです。

そのカメラのOEM製品が、アメリカから宇宙へ飛び立ったロケットに搭載されていて、

搭載機のコールサイン「フレンドシップ7」の7をミノルタが使うようになったようです。

確かに、ミノルタのカメラではX-700やα7000など7が付く機種がありました。

そんな由緒ある系統のハイマチック9ですが、

CdS露出計を使ったプログラムAEシステムと、マニュアル露出を使った距離計連動カメラでした。CdSとは、光に反応させ抵抗値を下げる仕組みの事で、それをセンサーに利用しているんです。

シャッターはあの時計メーカーのセイコーFLAシャッター。

レンズはロッコール-PF 45mm f1.7。レンズ外側がシルバーは珍しく、かなりのお洒落な感じです。

そして重厚感があり、ずっしり来る重さで約800gあります。

このカメラはジャンク品として手に入れています。

今後は可動するようになれば良いと思っています。

今から57年前のカメラなのに、こんなにしっかりして残っているなんて

奇跡に近い物がありますよね。

自分と同じ年なんて凄い事です!

昔の日本の工業製品はほんとに素晴らしいです!

今後もこのように

ヴィンテージカメラを紹介していきますのでお楽しみに!

ライター T.Okumura

一覧へ戻る